合格すればプロの音楽家から楽曲プロデュースしてもらえる、LIVE812のオーディション企画『次世代のスター★はキミだ!』。
812WebMagazineでは、音楽プロデューサーやオーディション合格者へのインタビューを連載中です。
インタビュー第4弾は、当企画発のプロデュース楽曲『KEEP FIGHTING』でおなじみ、ダブルダイチのダイチ大佐に楽曲のエピソードや、ユニットの今後について話をうかがいました。
一度は断られた!?小川大地とのユニット「ダブルダイチ」結成の経緯
LIVE812でムーブメントを巻き起こした『KEEP FIGHTING』を歌うダブルダイチは、LIVE812で活躍しているライバーのダイチ大佐と小川大地によるスペシャルユニット。
まずは、ダブルダイチの結成秘話についてお話をうかがいました。
当時、小川大地くんのことは、破竹の勢いで駆け上がっているライバーさんであることは知っていました。
しかも同じ「だいち」って名前で、小川大地くんがランキングに絡んできたらどうなっちゃうんだろうって(笑)
一緒に何かできたら楽しいかもしれないなって思っていましたね。
小川大地さんとのファーストコンタクトは、小川さんのライブ配信中でした。
小川くんの配信に遊びに行った時が、最初のコンタクトでしたね。
小川くんは「うわっ、大佐来てる!」ってすごいビックリしてました。
僕が「同じダイチなんだから何か一緒にやろうよ!」ってコメントしたら、「俺なんかと組んでも大佐には何の得もないですよ。」って言われちゃいました。
その時は仕方ないと身を引いたダイチ大佐。しかし、その後小川大地さんからメッセージが来たそうです。
小川くんに自信がついたのか、本人のキャラからは想像がつかないぐらい、堅くて長文のDMをいただきました(笑)
「ご迷惑じゃなければぜひ俺とコラボしていただけませんでしょうか」って。
でもこの時は一緒に曲を作る予定はなくて、ただ一緒に配信ができたらって感じのニュアンスだったんです。
『KEEP FIGHTING』はやりたくてもできなかった曲
では、どういった流れでコラボ楽曲の制作になったんでしょうか?
僕は昔、バンド活動をしていて曲を作っていたんですけど、当時のバンド曲にラップの入っている曲が多かったんです。
その曲は、今のダイチ大佐としてのソロ活動ではできないんですよね。
小川くんがいたら、そういったバンド時代の曲を蘇らせられるんじゃないかと思ったんです。
それで「1曲作ってみない?」って小川くんに提案して曲作りが始まりました。
2人が曲を作るタイミングで、ちょうど楽曲オーディションが開催されます。
それが『次世代のスター★はキミだ!』でした。
2人でオーディションに応募して合格しました。
選んでいただいたからには、プロデュースしていただく前からきちんとした曲を持っていきたかったです。
曲中の「わ」に込められたエンターテインメント性
こうしてスタートした楽曲制作。
『KEEP FIGHTING』の制作秘話をたっぷりとお話いただきました!
『KEEP FIGHTING』は元々僕がバンド時代に作った曲なんですが、原曲のラップ部分は気に入っていなかったんです。
ラップ部分を小川くんにすげ替えてもらう発想で、小川くんに歌詞をお願いしました。
そうしたら、すごいカッコよくなっててビックリしましたね。
小川くんって、要求したことの2〜3倍のレスポンスをくれるというか。
すごい子だなと思いました。
書いてくれたラップの量が多くて削っちゃった部分もあったんですけど、歌いだしの「オッケー先行で…」のところは原曲にないラップパートです。
『KEEP FIGHTING』ってラップはもちろんですが、ところどころに散りばめられている掛け声もカッコいいですよね。
曲中に「Woh!!(わ!)」って煽りを連発させているところがあるんですけど、あれはライブ配信でもリアルなライブ感を出すために入れたんです。
ライブ配信で、リスナーとコールアンドレスポンスをする方法はコメントしかありません。
「わ」の1文字だったら、リスナーさんもコメントしやすいし、ノリやすいですよね。
ダブルダイチの2人が制作した『KEEP FIGHTING』は、音楽プロデューサーのTAKさんによってアレンジされます。
一応曲としては完成しているんですが、アレンジをTAKさんに託しました。
TAKさんもクリエイターなので、曲の方向性を互いにすり合わせながら完成させていきました。
どんな曲調に変わるのか不安もあったんですが、結果的にはすごく満足しています。
原曲はバンド要素が100%だとすると、アレンジ後はバンドが30%、ダンスが70%ぐらいの比率になっています。
再生回数アップで企画したKEEP FIGHTINGチャレンジが大反響
『KEEP FIGHTIG』のエピソードにおいて、絶対にスルーできないのは8月に自主開催されたKEEP FIGHTINGチャレンジ。
『次世代のスター★はキミだ!』と同時期に開催されていた『Music Video制作を勝ち取れ!!』では、Youtubeの再生回数を競い合う企画でした。
ダブルダイチは『KEEP FIGHTING』でエントリーしましたが、思ったように再生回数は伸びなかったそうです。
完成した曲がめちゃくちゃいい曲だったので、「Youtubeに上がっていたら勝手に再生回数伸びるだろう」と楽観していたんですけど、蓋を開けたら全然伸びてなかったですね(笑)
それで企画したのが「KEEP FIGHTINGチャレンジ」です。
KEEP FIGHTINGチャレンジとは?
噛まずに1曲歌いきれたらギフトをプレゼントしてもらえるライバー参加型の企画。
『KEEP FIGHTING』はいつの間にか僕の知らないところでも、たくさん流れている状況になりました。
ダイチ大佐のことは知らないけど、ダブルダイチのことは知ってるって人もいるみたいで(笑)
ダブルダイチは1回限りのコラボで活動するつもりだったんですが、もっと続けたい気持ちが出てきましたね。
ちなみに、KEEP FIGHTINGチャレンジをされたライバーの中で、大佐が選ぶMVPはどなたですか?
2人選んでもいいですか?
1人目は、チャレンジャーを募集した時に1番最初に手を挙げてくれたTAKさん。
TAKさんは、チャレンジャー第1号でパフォーマンスしてくれて、1番完璧なラップを披露してくれましたね。
1人目は『KEEP FIGHTING』のアレンジを担当したTAKさん。もう1人は意外な方を挙げられました。
2人目は、ハンドメイドライバーのPeltoさんかな。
普段の配信で歌やラップを聞いたことがなかったライバーさんだから未知数だったんですけど、曲中にご自身の商品を紹介したり、自分流の合いの手を入れてくれたりして、エンターテインメント性を感じるチャレンジでした。
結果的にチャレンジは失敗されましたが、音楽ってこういうものだよなと感じて、個人的に拍手喝采でしたね。
でも、みんなそれぞれ個性があって、僕もリスナーとして楽しませてもらいました。
同じ質問を小川大地さんにもしましたが、「俺」って答えられていました。
言いそう(笑)
小川くんを入れるんだったら、もちろん小川くんですよ。
小川大地さんから見た『KEEP FIGHTING』はこちらのインタビュー記事で公開中!
ダブルダイチの新曲『Oh Yeah!!!』で魅せる新境地
「次世代のスター★はキミだ!」からは離れてしまうんですが、ダブルダイチの新曲についてもお話を聞いていいですか?
ダブルダイチの存在がLIVE812の中で認知されると「新曲楽しみだね」って声をたくさんいただくようになりました。
まだバンド時代の眠っている曲がいくつかあるんですよ。
当時、1番人気のあった曲がダブルダイチの新曲にもなる『Oh Yeah!!!』だったんです。
『KEEP FIGHTING』がカッコいい系の曲だとしたら、『Oh Yeah!!!』は1つになろうよ!ってコンセプトでとにかく盛り上がれる曲。
サビは一発で覚えられるメロディだし、コールアンドレスポンスが多くて、終始お客さんとの掛け合いで進みます。
掛け声も「Oh Yeah」だけなので、みんなに楽しんでもらえるんじゃないかなって思います。
ダブルダイチの新曲『Oh Yeah!!!』は、ダイチ大佐のライブ配信で聴くことができます。
また、10月24日に開催されるダイチ大佐1000人イベントでも披露される予定です。
10月24日の1000人イベントでは、小川大地くんをゲストに迎えて『KEEP FIGHTING』と『Oh Yeah!!!』の2曲を披露させていただこうと思っています。
ダイチ大佐の考える次世代スターとは?ダブルダイチの次なる目標
「次世代のスター★はキミだ!」にちなんで、ダイチ大佐の考える次世代のスター像についてお話をうかがいました。
運営側の考えとは違うかもしれないんですが……。
僕の意見としてはLIVE812の中での知名度だけじゃなくて、アプリの外にもアピールできるような存在が次世代のスターだと思っていて、僕たちもそうなっていきたいと思っています。
次世代スターの目指す場所は、アプリの中だけにとどまらないと語るダイチ大佐。
「LIVE812をやっているダイチ大佐」ではなくて、「ダイチ大佐がやっているのがLIVE812」って逆転させるのがダブルダイチの目指すところです。
LIVE812の外に向けて発信しても「すごく良い曲がある」「ダブルダイチってすごいカッコいい」「ダブルダイチってどんな活動をしてるんだろう」「LIVE812ってアプリでライブ配信してるんだ」ってアプリを知ってもらえるきっかけになる存在になっていきたいです。
僕と小川くんの力で、LIVE812を知らない人も巻き込んでいけたら嬉しいですね。
LIVE812がものすごく大好きなので、アプリの楽しさをいろんな人に知ってほしいなと思っています。
『次世代のスター★はキミだ!』オーディション
LIVE812の次世代スターへ音楽のプロデュースをする企画。
WEBオーディションに合格すれば、音楽プロデューサーがあなたのオリジナル楽曲をプロデュース!
次にデビューするのはあなたかも?
応募資格:LIVE812に所属するライバー
募集期間:随時受付※予期なく終了する場合があります。
ダイチ大佐(ミュージシャン)
LIVE812初代トップライバー。現在もトップライバーとして最前線で活動している。
同アプリで活躍する小川大地とユニット「ダブルダイチ」を結成。
Twitter:@daichi1978
Instagram:@daichi_taisa
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