ライブ配信アプリ「LIVE812」には、様々な夢を持ったライバーが、ライブ配信を通して夢の実現へと走り続けています。
今回は、ライブ配信とサッカーを通して地元である浜松の活性化を目指す、たっつー(村松辰真)さんにお話をうかがいました。
なぜ浜松を盛り上げるために奔走するのか、実現のためにライブ配信をどう活用するのか、たっつーさんの叶えたい夢に迫ります。
代表を務めるサッカーチームをJリーグへ
会社員で仕事をする傍ら、LIVE812でライブ配信を行うたっつーさん。
たっつーさんの叶えたい夢とは?

SMAPとサッカーを愛する男、たっつーと申します!
ライブ配信と同時並行で、地元浜松を盛り上げる地方創生活動として、サッカークラブのオーナー兼選手をやっています。
サッカーチームをJリーグに入れることで、浜松の地域活性を目指す活動をしています。

たっつーさんは地元のサッカーチーム、RENDIR浜松の代表を務めています。
そんなたっつーさんがライブ配信を始めたきっかけをお聞きしました。

僕が夢として掲げている、浜松の地方創生を目指す活動の中で、サッカーチームのファンになってもらいたいと思ったからです。
Jリーグの試合はDAZNなどで観れるんですが、地方リーグって観る方法がないんですよ。
試合結果ですら、調べてもなかなか出てきません。
こんな状況なので、チームを知ってもらう機会や、応援してもらう方法が少ないんです。
Youtubeでライブ配信をしているチームも出てきたんですが、上位のチームばかりで、地方リーグ全体にはあまり浸透していません。

チームの姿が見えないと、ファンを増やすのが難しそうですね。

そんな中、僕のチームは去年リーグ戦に参入したばかり。
一番下の階級からJリーグを目指す過程を観てもらえるので、きっと楽しんでいただけるんじゃないかなと思いました。
ライブ配信でお観せできれば、サッカーチームや僕自身、そして浜松に興味を持ってくれる人も増えるんじゃないかって。
地方リーグの現実と、壁を越える過程を観てほしい


Jリーグ参入には、どのぐらいの時間がかかるんですか?

発足したばかりのチームがJ1リーグへ行くまでには、合計11回昇格しなければいけません。
昇格は1年に1回しかできないので、最低11年はかかります。
11年間昇格し続けるのは難しいので、僕の人生をかけてJリーグ参入を目指す覚悟でいます。
ただ、ちゃんと戦略を持って動いているので、生きるか死ぬかの時期よりは早くJリーグに入れるはず。

ライブ配信では、サッカーチームのどういった部分を配信していきたいですか?

まずは、地方リーグの現状を知ってもらうことが大事だと思っています。
多くの人は、サッカーの試合ってスタジアムの中にたくさんの観客がいるイメージを持っているかもしれません。
でも実際は、土のグラウンドで、観客はほとんどいなくて、グラウンドの整備やゴールの設置まで全て自分達でやります。
地方リーグには、そんな大変なところがあるんですが、成長次第ではJリーグへ昇格できるチャンスもあります。
地方リーグの現実と、夢を叶えていく過程を観てもらうことで、リスナーの皆さまに、勇気や希望を持っていただけたら嬉しいですね。
変わりゆく浜松に感じたさみしさ
地元である浜松の地方活性化を目指すたっつーさんですが、浜松を盛り上げたいと考えるようになった“ある理由”があったそうです。

元々、小学6年生まで浜松に住んでいました。
中学と高校の時は静岡市に引っ越して、大学生になってからまた浜松に戻ったんです。
今32歳なんですけど、18年ぐらい浜松に住んでいるんですよ。
浜松が故郷って感覚で、たくさんの思い出があります。

その後、就職で東京に引っ越したたっつーさんでしたが、地元に帰った時にさみしさを感じたそうです。

社会人になってから浜松に戻った時、かつてあった街の活気がなくなった気がして、すごく寂しく感じたんです。
自分は浜松、そして静岡に育ててもらったのに、何の恩返しもせずに東京へ出てきたことをずっと気にしていました。
“育ててもらった浜松に恩返ししたい”って気持ちが強くなったのが、今の夢を持った一番のきっかけですね。
街をもっと活気づけることで、浜松に住む人たちが日本中に対して、今まで以上に自慢できるような街にしていきたいと思いました。
地域活性化の取り組みで、たっつーさんが注目したのはサッカーでした。

自分が持っているものは、大学時代に立ち上げたサッカーサークルの仲間たち。
今でもサークルは続いていて、学生選手やOBの方々もたくさんいます。
静岡県には、Jリーグに参入しているチームが4つ(清水エスパルス、ジュビロ磐田、藤枝MYFC、アスルクラロ沼津)ありますが、浜松を拠点にしているチームはありません。
もしRENDIR浜松がJリーグに入れば、日本全国あるいは世界から試合相手やサポーターが浜松を訪れるようになります。
そうすれば、浜松に対して大きな経済効果が期待できると思ったんです。


浜松は駅から放射状に交通網が広がっているので、多くの人が駅を経由します。
そのため、駅付近に活気が戻れば、街全体に経済効果があると考えています。
駅近くにスタジアムを建てることができれば、市内だけでなく県外からも来てもらいやすいし、観戦後に駅周辺施設でお金を使っていただくことで、街全体の活性化に寄与できると考えているんです。
浜松仕込みの「やらまいか」精神
幼少期から浜松で育ったたっつーさん。
自身の地元である浜松の好きなところを詳しく聞いてみました。

まず、何よりも人が好きですね!
浜松の人たちって、とてもフレンドリーなんですよ。
浜松まつりの時期になると、全然知らない人同士でも仲良くワイワイできるので、楽しく過ごすことができます。
浜松には「やらまいか」って昔から伝わる言葉があるんです。
「あれこれと悩むよりもやってみよう」という、浜松の人々の気質を表した方言なんですけど、その心意気が心地いいなと思います。


人以外で良いところは、街と自然の両方を楽しめるところですね!
市街地からちょっと離れると自然があって、海の方に行けば夕日の綺麗な中田島砂丘や弁天島があります。
山の方に行けば、竜ヶ岩洞という神秘的な鍾乳洞、BBQや飛び込みを楽しめるあたご川、仙巌の滝も。
あとは、ご飯がうまいです!(笑)
うなぎとかすごく美味しいですよ!
子供の頃からたくさんの思い出があるので、これからもこの街と一緒に過ごしていきたいですね。
夢を信じ続けてくれた祖父の存在
浜松のみならず、静岡県全体を盛り上げていければと意気込むたっつーさん。
LIVE812の本社がある焼津にも縁を感じているそうです。

焼津には祖父のお墓があります。
僕の夢を一番応援してくれていたのがおじいちゃんでした。
自分の夢について話した時、いろんな人から「会社員としての仕事に専念した方がいい」と言われていたんです。
でも、おじいちゃんだけは「お前の夢なんだから、やりたいことをやってみたらいい」と信じてくれていました。
おじいちゃんの支えがあったから、がんばれたこともあります。


LIVE812の本社も焼津なので、なにかの縁なんじゃないかなと思っています。
いずれは浜松だけじゃなくて、静岡全体を盛り上げて、良い影響を与えていきたいですね。
自分の経験を次の世代へ伝えていきたい
浜松・静岡を盛り上げていくために、今後のライブ配信でやってみたいことをお聞きしました。

いろんな特技を持つLIVE812のライバーさんと、どんどんコラボレーションしていきたいなと思います。
例えばですが、試合のハーフタイムで、LIVE812のライバーさんにパフォーマンスしていただくコラボも面白いんじゃないかなって。
ライバーさん同士の良いところを組み合わせることで、新たな化学反応を起こしたいですね。
あともうひとつ!
僕のことを応援してくれている人を、もっと愛していきたいなと思っているので、応援してくださる皆さんへの愛が伝わるような配信もできればなと考えています。


サッカーのプロジェクトがうまくいけば、他の地域も同じように盛り上げられる可能性が生まれることになります。
僕みたいな想いを持っている人は、日本中にたくさんいると思います。
地域活性化を目指す方々のロールモデルになれるように、今後も勇気を持ってアクションし続ければ、日本中に良い影響を与えられると信じています。
また今後は、自身の経験や知識を伝えていく取り組みにも力を入れていきたいそうです。

僕の経験や知識を次の世代に伝えることで、僕よりも若い頃から夢に挑戦し、叶えていく人たちが増えて欲しいと思っています。
そして夢を叶えた人たちが、さらに次の世代へ経験や知識を伝えていってほしいです。
この経験の継承は、広い観点でみれば人類の成長につながっていると思うので、良いサイクルを回していきたいという気持ちを常に持っています。
僕も夢を叶えるために、ライブ配信でも様々なことにチャレンジしていくので、何かに挑戦する人の背中を押していきたいですね。
ライバープロフィール

たっつー(村松辰真)
RENDIR浜松代表、サッカーを通して静岡・浜松の地域活性やキャリア支援を行う。
自身のライブ配信では、地域に密着した活動や、SMAPファンが集える場所づくりなどを手掛けている。
ライバー名 | 📎たっつー |
ID | tatsumap2020 |
配信時間 | 22:00頃 ※タイムラインで告知 |
@812Liver | |
@tattsu_live | |
RENDIR浜松公式HP | https://rendir-hamamatsu.com/ |